はじめに
Microsoft Azure上で作成したボットを外部のアプリからアクセスして操作するには、そのボットのMicrosoft App IDとパスワードが必要になります。この取得手順をメモします。
前提
以下を前提としています。
- Microsoftアカウントは取得済とする。Microsoft Azureを使用するために使用します。
- Microsoft Azure上でボットを作成済とします。Microsoft Azure上でSkypeボットを作成する方法は、Microsoft Bot FrameworkでSkypeのエコーボットを作成する手順にまとめていますのでまだ作成していない場合はご覧ください。
Microsft App IDとパスワードの取得手順
Microsoft Azureのダッシュボード上で、作成済のWebアプリボットをクリックします。そして以下のように「設定」をクリックします。「設定」の各項目が左パネルに展開し、その中に「*Microsoft App ID(管理)」とあるので、この「管理」のリンクをクリックします。なお、「*Microsoft App ID(管理)」の下に記載されている文字列がMicrosoft App IDです。
「管理」のリンクをクリックすると、MIcrosoftアカウントへのログイン求められるのでパスワード入力してログインします。
ログイン後、以下のような画面開くので、ここの中の「新しいパスワードを生成」をクリック。ただし、これをクリックすると、作成済のパスワードは無効化されるので、もし過去に作成したことがある場合は注意してください。
「新しいパスワードを生成」をクリックすると、以下のように新しいパスワードが生成されますのでコピペでどこかに保存しておきます。
最後に、同じページの最下部にある「保存」をクリックします。
すると、以下のように変更が保存された旨のメッセージが表示され完了です。
まとめ
Microsoftの公式ドキュメントは種類が多く中々必要な情報を見つけられないことがあったのでまとめました。ここで取得したMicrosoft App IDとパスワードを使うことで、例えばGoogle Apps ScriptからSkypeボットを操作することができます。これについては別記事にまとめているのでご興味がある方はみてみてください。
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