はじめに
LinuxでGo言語を使用したい場合に、各ディストリビューションのパッケージマネージャーからインストールすることもできますが、バージョンが少し古いことがあります。この記事では、最新版のGoをLinuxにインストールする手順をまとめます。
前提と環境
この記事では、Ubuntu18.04にインストールしますが、手順自体は他の多くのディストリビューションでも同じだと思います。
- OS : Ubuntu 18.04
以降の手順は、公式ドキュメントに従っています。
事前準備
もしすでにGo言語をインストールしたことがある気がする場合は、以下のコマンドでGo言語のバージョンを確認してみてください。
$ go version
go version go1.13.5 linux/amd64
上記のようにインストール済のGo言語のバージョンが表示されればインストール済です。もし末インストールの場合は、Command 'go' not found,
のようなメッセージが表示されると思います。
インストール済の場合、各パッケージマネージャーでインストール済のGoをアンインストールします。以下はUbuntuでapt
を使った場合です。
$ sudo apt-get remove golang-go
最新版のGoをダウンロードする
Go言語の最新版は公式のダウンロードページに置いてあります。ここでは、Linux(64bit)用のパッケージをダウンロードをwget
コマンドでダウンロードします。
$ wget https://dl.google.com/go/go1.13.5.linux-amd64.tar.gz
13.5.1
は執筆時点での最新版です。最新版を公式ダウンロードページで確認して置き換えてください。
ダウンロードしたパッケージを解凍する
tar
コマンドで/usr/local
に解凍、展開します。go1.13.5.linux-amd64.tar.gz
はwget
コマンドでダウンロードしたものです。各自がダウンロードしたファイル名に置き換えてください。
$ sudo tar -C /usr/local -xzf go1.13.5.linux-amd64.tar.gz
Go用にパスを追加する
Ubuntuの場合はホームディレクトリにある.profile
の末尾に以下を追記します。
~/.profileexport PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
.profile
を再読込みします。
$ source .profile
Goのバージョンを確認する
以下のようにGo言語のバージョンが表示されればインストールが無事に完了しています。
$ go version
go version go1.13.5 linux/amd64
まとめ
最新版のGoをLinuxにインストールする手順をまとめました。
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2 thoughts on “最新版のGo言語をLinuxにインストールする手順”