Image Credit : patrikx3/onenote
はじめに
MicrosoftのOneNoteはLinux用の公式アプリがありません。そこで代替としてですが、P3X OneNoteというElectron製のアプリが公開されています。この記事では、P3X OneNoteのインストール手順をまとめます。
P3X OneNoteについて
以下がGitHub上の公式リポジトリです。Electron製のブラウザでOneNoteにアクセスするアプリになります。
Linux Electron Onenote – A Linux compatible version of OneNote
なお、インストール方法として以下の3つ用意されています。
- Snap形式
- AppImage形式
- NPM
この記事では、追加でライブラリをインストールする必要もなく簡単なAppImage形式をインストールします。AppImage形式のアプリについては、以下にまとめているので興味のある方は見てみてください。
LinuxでAppImage形式のアプリを使う方法と注意点のまとめ
Linuxではコマンド経由でアプリをインストールすることが多いと思いますが、インストールが不要で大抵のディストリビューションで使用可能なAppImageという形式があります。はじめてこの形式のアプリを見るとそもそも使い方がわからないということがあると思うのでこの記事では使い方と注意点をまとめておきます。
前提と環境
以下の通りです。
- OS : Ubuntu 18.04 Desktop
P3X OneNoteをインストールする
以下の公式ダウンロードページから、最新のAppImageをダウンロードします。
Releases
以下のようにwget
コマンドでダウンロードしてももちろんOKです。
$ wget https://github.com/patrikx3/onenote/releases/download/v2019.10.301/P3X-OneNote-2019.10.301.AppImage
ダウンロードが完了したら、後は適当なディレクトリに移動します。私はAppImage形式のファイルを全て~/AppImage
というディレクトリを作成してそこに置いています。
$ mv P3X-OneNote-2019.10.301.AppImage ~/AppImage/
$ cd ~/AppImage
後は実行権限を付与します。
~/AppImage$ chmod +x P3X-OneNote-2019.10.301.AppImage
以下で起動します。
~/AppImage$ ./P3X-OneNote-2019.10.301.AppImage
起動すると、以下のようにログイン画面が表示されるので自身のMicrosoftアカウントでログインします。
以上でインストールは完了です。
まとめ
Electron製でありすなわちブラウザでOneNoteとアクセスしているのと全く同じですが、もしそれでもOneNoteを重宝している人には便利だと思います。
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