はじめに
UbuntuやWindowsで常用するターミナルとしてHyperを使っています。HyperはElectronで構築されています。Atomエディタなどと同様ですね。テーマの変更やプラグイン追加も容易なのでとりあえずインストールして使ってみるのがおすすめです。
Hyperの設定変更手順
Hyperにテーマ、プラグインを追加したり、設定を変更したりするには、以下のように画面左上にあるメニューボタンから「Edit」→「Preferences」をクリックします。または、Hyper上でCtrl+カンマ
のショートカットキーでも設定画面に入れます。
「Preferences」をクリックすると、以下のようにデフォルトのエディタでHyperの設定ファイルが開きます。Hyperでは、テーマ、プラグインの追加や設定変更をこの設定ファイルを編集することで行います。
以降で、テーマ変更とプラグイン追加、日本語化のための変更箇所について説明します。
テーマ、プラグインを変更する
テーマとプラグインは同じ箇所で追加、変更できます。具体的には、設定ファイルの中に plugins: []
という項目があるので、ここに例えば以下のようにプラグインの名前を追加するだけでOKです。以下は、hyper-flat
というテーマとhypercwd
というプラグインを追加した例です。
<span class="code-title"></span> // a list of plugins to fetch and install from npm
// format: [@org/]project[#version]
// examples:
// `hyperpower`
// `@company/project`
// `project#1.0.1`
plugins: [
'hyper-flat',
'hypercwd'
],
hypercwd
は、Hyperで新しいタブを開いた時に現在のタブのディレクトリパスと同じパスで開くためのプラグインです。新しいタブはCtrl+Shift+T
で開けます。
なお、テーマとプラグインはそれぞれ以下のリンクにあるので見てみてください。
Hyper™: HTML/JS/CSS terminal
Hyper Plugin
気になったテーマがあれば、以下のようにそのテーマ名をコピーし、設定ファイルのplugins
に追記します。
上記のhyper-chesterish
をテーマとして使いたい場合は、設定ファイルのplugins
は以下のようになります。
<span class="code-title"></span> // a list of plugins to fetch and install from npm
// format: [@org/]project[#version]
// examples:
// `hyperpower`
// `@company/project`
// `project#1.0.1`
plugins: [
'hyper-chesterish',
'hypercwd'
],
設定ファイルを上書きすれば、再起動しなくとも即座に変更が適用されます。プラグイン追加の場合も追加したいプラグイン名をコピーしてplugins
に追記すればOKです。
日本語に対応させる
デフォルトの状態では、日本語が文字化けしてしまいます。そこで、テーマやプラグインの場合と同様に設定ファイルを編集することで対応させます。具体的には、以下のようにenv: {}
に日本語の文字コードを指定します。
// for environment variables
env: {LANG: 'ja_JP.UTF-8'},
これでHyper上で日本語が表示できるようになります。もし設定ファイル保存後でも日本語が表示されない場合は、一度再起動してみるといいかもしれません。
まとめ
Windowsだと中々見た目含め良い感じのターミナルが少ない印象ですが、Hyperはお手軽で見た目もモダンでおすすめです。
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