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Ubuntu18.04にカーネル 5.0 をインストールする手順

はじめに

2019年3月に「Linux 5.0」が正式にリリースされました。Ubuntuでは、デフォルトではリリース時のカーネルを使い続けるため、もし最新のカーネルを使用したい場合は手動でインストールする必要があります。この記事ではUbuntu18.04にカーネル5.0をインストールする手順をまとめます。

カーネル 5.0 の改善点について

5.0では以下のような改善点があります。

  • AMD Radeon FreeSync機能のサポート
  • F2FS、ext4、XFSファイルシステムの修正
  • 電源管理の改善。パフォーマンスの向上

その他の改善点については以下の記事が参考になりました。

2019年3月5日 Linux 5.0が正式リリース ―AMD Radeon FreeSyncやBtrfsスワップファイルのサポートなど

Linus Torvaldsは3月3日,Linuxカーネル開発者向けメーリングリストLKMLにおいて「Linux 5.0」の正式リリースをアナウンスした。

Ubuntuとカーネルのバージョンを調べる

まずはじめにUbuntuのバージョンとカーネルのバージョンを調べます。以下のようにunameを使用することで現在のカーネルのバージョンを確認できます。

$ uname -a
Linux myubuntu-u 4.15.0-55-generic #60-Ubuntu SMP Tue Jul 2 18:22:20 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

上記の中の4.15がカーネルのバージョンです。

続いてlsb_releaseによってUbuntuのバージョンを確認します。

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description:    Ubuntu 18.04.3 LTS
Release:        18.04
Codename:       bionic

上記の中のUbuntu 18.04.3 LTSがUbuntuのバージョンです。

Ubuntu18.04でカーネル5.0をインストールする

Ubuntuは、デフォルトではリリースされた時点でのカーネルバージョンを使用し続けます。そのため、最新のカーネルを使用するには、手動でインストールする必要があります。そして最新のカーネルは「HWE(Hardware enablement stack)」というカーネルとして用意されており、簡単にインストールできるようになっています。
HWEについては、以下の記事が大変参考になりました。ここでは説明を省略します。

第278回 Ubuntuカーネルとの付き合い方

コンピューター上でUbuntuを動かすために必要になるLinuxカーネルは,Ubuntuにおいてもっとも重要なコンポーネントです。今回はそんなLinuxカーネルとUbuntuの関係について説明します。

HWEをインストールする方法は、Ubuntuの公式Wikiに記載されています。Ubuntuデスクトップの場合は以下のコマンドを実行します。

$ sudo apt-get install --install-recommends linux-generic-hwe-18.04 xserver-xorg-hwe-18.04

Ubuntuサーバーの場合は以下になります。

$ sudo apt-get install --install-recommends linux-generic-hwe-18.04

上記コマンドを実行したら再起動して完了です。
他の16.04や14.04を使用している場合は、Ubuntuの公式Wikiに記載されていますので見てみてください。

改めてunameを実行してみると、以下のようにバージョン5.0がインストールされていることを確認できます。

$ uname -a
Linux myubuntu-u 5.0.0-23-generic #24~18.04.1-Ubuntu SMP Mon Jul 29 16:12:28 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

まとめ

もし現在使用しているカーネルで困っていることがあったら一度最新のカーネルを見てみると良いこともあるかもしれません。

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