はじめに
Cloakerはドラッグ&ドロップでファイルを暗号化できるシンプルな暗号化アプリです。Cloakerはインストールは不要でWindows、macOS、Linuxで使用できます。この記事ではCloakerの使い方をまとめます。
なお、以下がCloakerの公式リポジトリです。
Simple password-based file encryption
Cloakerをダウンロードして起動する
Cloakerはインストールが不要でWindowsならばexe
ファイル、macOSならばapp
ファイルをダウンロードしてそのまま使用できます。Linuxならば.run
ファイルを実行するだけです。
Cloakerは公式リポジトリのリリースページから各自のOS用の実行ファイルをダウンロードします。
ここではUbnutuで使用したいため、cloakerLinux.zip
をダウンロードして展開しました。
中にはCloaker.run
というファイルが入っているだけです。
これを以下のように端末で実行します。
~/cloakerLinux$ ./Cloaker.run
Cloakerでファイルを暗号化してパスワード保護する
暗号化してパスワード保護するには、まずCloakerのウィンドウに暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップします。ドロップすると以下のようにパスワードの入力ダイアログが開くので好きなパスワードを入力します。なお、パスワードは最低10文字以上です。
パスワードが合致すると続いて以下のように暗号化したファイルの保存先を選択します。
保存に成功すると以下のように成功した旨のメッセージが表示されます。
なお、Cloakerはディレクトリや複数のファイルをまとめて暗号化することはできません。もしディレクトリや複数ファイルをまとめて暗号化したい場合は、一度それらをzipファイル等で圧縮して1つのファイルにした後で暗号化して保護することができます。
Cloakerでファイルを復号化する
暗号化されたフィルを復号化したい場合は、同じようにドラッグ&ドロップします。以下のようにパスワードを問われるので入力します。
後は暗号化した場合と同様に、復号化したファイルの保存先を指定して完了です。
まとめ
Cloakerは暗号化してパスワード保護することのみできるとてもシンプルなアプリです。Windows、macOSでもインストール不要で使えるので、ちょっと保護しておきたいファイルがある場合には簡単に使えて便利だと思います。
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