ファーウェイがMateBookのLinuxインストール版を発売
スマートフォンメーカーとして有名な中国の中国の通信機器大手であるファーウェイ(華為技術)ですが、ラップトップも多く発売しています。ラップトップのフラグシップモデルであるMateBookはこれまでWindows版しかありませんでしたが、Deepin Linux(中国版のDebianのようなディストリビューション)をインストール済のLinux版の発売を開始しました。
ファーウェイが運営する公式オンラインストアであるVmallにて、以下のようにMateBook13、MateBook X Pro、MateBook14それぞれのLinux版を確認できました。
Image Credit : Vmall.com
現時点ではアメリカのAmazonでもまだLinux版の取扱は確認されていません。ファーウェイは日本ではオンラインストアとしてはAmazonや楽天市場でMateBookを発売していますが、Linux版はまだ確認できませんでした。
ファーウェイは最近米国政府の禁輸措置によってAndroidをファーウェイ製のスマートフォンに搭載できなくなるなどの噂もあり、そこで代替OSの選択肢としてHarmonyOSについて発表されるなどしていました。
なお、Deepin LinuxはDebianベースの中国産Linuxディストリビューションです。2004年から開発されおり、2019年9月時点での最新版は15.11になります。
Image Credit : deepin.org
以下が公式サイトです。
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今後中国以外でも発売されるかは不明ですが、もし発売されるとしてもDeepin LinuxではなくUbuntuなどその他のディストリビューションを選択できることを期待します。
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